黒田日銀がマイナス金利政策を導入しましたが、
円高が進んでいます。先程見たら116円台とのことです。
為替レートは相対的なものですから、こちら(¥)が金利を
下げても相手($)が金利を下げるといったら、為替に
与える影響は減ずることとなります。
米国は別に金利を下げる訳ではありませんが、足下の
経済指標が弱含んでいること、世界景気が不安定なこと等
から、金利を上げられないか、上げられたとしても少ない回数
しかできないとの憶測が広まってきています。
欧州連銀総裁は3月の金融緩和を宣言しています。日本は
マイナス金利を導入しました。米国はまだ分かりませんが、
少なくとも金融引き締めを先送りしそうな感じです。
中国人民元も、先行きが分かりません。元安に伴う資金流出
は止めたいものの、高い元は景気にマイナスです。先行き
元安になるとの見込みが出ています。
お金のたたき売りが始まったか、これから始まる予感がします。
相対的に見ると円やドルは高い通貨ですが、対商品でみると割安に
なってしまうかもしれません。いや、なる恐れがあります。
そう考える人が出てきているのかもしれません。
下に添付したグラフは、3か月物金価格($)、東京金(¥)のグラフです。
金の毎月積み立ては行っていますが、世界的な「デフレ」の時代幕開けかという
時に、こんなに金が上昇するとは思ってもいませんでした。
米国のニューモントマイニングの株価も急上昇しています。
(グラフの画像を上手く貼ることができませんでした。)
よくよく見てみたら、銅も下値を切り上げてきています。
今日は住友金属鉱山が良いかもしれません。