可能性としては足元フィフティ・フィフティと思っています。
周辺状況を考えると可能性は極めて高いと思われます。
先延ばしして米国にとって状況が良くなるのであれば楽観視もできますが、今のところその可能性は見えません。万が一韓国で左派政権が誕生した場合には、数年間北朝鮮にICBMの開発を許す事につながります。
歴史を振り返ってナチスドイツへの対応の失敗を考えれば、当然の帰結のように思えます。
次の事項があれば(或いはなければ)、有事無しの可能性も
あると思います。
〇 中国が本気の経済封鎖を実施すると宣言した場合
〇 米国の軍事介入に人民解解放軍が対応すると宣言した場合
〇 北朝鮮が5月9日までに何も刺激的な実験等を行わなかった場合
〇 韓国で左派政権が明らかに誕生しないと分かった場合
〇 北朝鮮から米国に核廃絶とセットにした話し合いの申し込みがあった
場合
最終的にどうなるかはもちろん不明ですが、資産をどうするかを真剣に考えた場合、一定の対応も必要です。
日本人でかつ資産の大半が日本にある場合、最悪のケースは資産価格の下落と円の下落が同時に起きることです。
とりあえずは、
〇 株式等売却可能なものはできるだけ一度現金化しておくこと
有事の度合いによっては、そもそも売買が出来なくなる可能性が
あります。
〇 現金を保有しておくこと。預金ではなく、一定量の現金を自宅に持っ ていることが必要かもしれません。米ドルもあったほうが良いかもし れません。千円札も少しあったほうがよさそうです。
〇 有事の金です。これも小口化して、家で一時的に保有しておくことが
必要かもしれません。
〇 この際です、震災対応も含めて水と非常食をリニューアルすることを
お勧めいたします。
いろいろ考えましたが、基本は「安全第一」であると考えます。
何も起きないことを心の底から祈っています。