立て続けに3件のTOBが発表されました。2件はMBOで残り1件は既存大口株主からの株買取でディスカウントTOBのようです。
(1)東栄リーファーライン(9133)
@600円 でのMBO
1株当たり資産885を下回る株価でのTOBです。四季報の今年度予測
は楽観的すぎるにしても、なぜこの価格が妥当なのか説明不足のよう
な気もします。波乱があるかもしれません。
(2)上原成商事(8148)
@5150 でのMBO
まずまずの価格でのMBOです。現在ポケットCのTOBを申し込んでい ますので、終わったらトライするかもしれません。
(3)国際チャート(3956)
@258でのTOB
大株主の東芝テックからの買い付けで、ディスカウントTOBです。直近
株価を大きく下回っていると思ったら、昨日一昨日でとんでもなく株価 が上昇していました。事前に情報がもれたのかも。過去2日間の株価 をのぞけばまずまず妥当な株価かもしれません。
+α
アサツーDK
一時TOB価格を大きく上回っていた株価ですが、ここにきて落ち着い てきました。TOB価格に近いところまで来ています。TOB価格の見直
し期待買いがなさそうと判断した売りが出ているのかもしれません。
大きく下がったらトライしようかと思っています。締め切りが近いので
要注意です。
TOBはめったなことでは中止されることはありません。東日本大震災のさなか申し込んでいた富士火災(名称は不確かです。)のTOBも無事執行された記憶があります。
ただ、戦争になったらどうなるかわかりません。TOBは確実だからと大量の資金を投入すると思わぬ損失を被る可能性があります。