6079エナリスをKDDIと電源開発2社の連合がTOBを仕掛けています。
正式には国内外規制当局からの許認可待ちでのTOBスタートですので、実際の手続きに入るのはまだ先です。
TOB価格700円と実際の価格677円(直近終値)との差額は3円です。
国内外当局からの許認可待ちであること、加えて創業者株主がTOBに応募するのか否か不明であることから、株価はもう少し低いレベルで低迷していました。
ここに来て上昇してきたのは、国内外当局からの許認可がもうすぐ降りるであろう、そうすればTOBの手続きが開始されるに相違ない。そうした思惑があるからではないかと思います。
TOB価格と足下の株価との差はわずかに3円しかありません。直接利回りは0.4%(手数料除く)です。
不思議なのは、カブドットコム証券の貸株で3%の貸株料が取れる状態になっていることですいつまでその状態が続くか不明ですが、結構おいしい副収入になります。
あらかじめ空売りしておいて、当面の利益が確定できるポジションを作っておくためか、はたまた株式を購入せずに株主名簿に記載される為か、いろいろ考えられます。
とりあえず、TOBの手続きに入るまで保有して、場合によっては早めに市場売却することも視野に入れておこうと思っています。
最近は、7889 桑山のTOBが成立しました。足下では、3754エキサイト、8423アクリーティブのTOBに申し込み中です。
8933NTT都市開発はまだ仕入れもしていませんが、エキサイトのTOBが成立したら、資金投入予定です。
そうそう、FISCOさんから「10年後の日本未来予想図(デジタル資本主義がやってくる!)」が送られてきました。私のような世の中の動きに疎い人間には重宝できる本です。