野村や大和で個人向け国債のキャンペーンをやっています。
ご承知の通り、個人向け国債は1年経過後元本保証で売却可能です。
野村の場合、10年債を100万円購入すると2000円のキャッシュバックがあります。購入金額が増えるとキャッシュバック金額が段階的に増えてゆきます。1000万円購入すると40000円のキャッシュバックがもらえます。以降、100万円購入額が増えるごとに4000円がもらえるそうです。
1000万円購入すると0.4%の利回りになります。当然徴収はされません。一応雑所得ですので、人によっては申告が必要となります。
さて、個人向け国債、元本保証商品ですが最低でも1年間資金が拘束されます。よってその間他に投資チャンスがあっても機会損失することになります。これが問題です。
実は3月末と9月末、いつも大手証券に預けているお金を優待取りに使うか、そのまま期末超えをしてIPOの配分に期待するか迷っていました。
が、調べてみると野村と大和には、預けている金融商品を担保に借り入れができるウェブローンなるものがあることがわかりました。これは裏技になりそうです。
実は前から知っていたのですが、大和はローン金利が高く、野村は個人向け国債が担保になりませんでした。
今回調べてみると、大和は1ヶ月までであれば金利1.9%、野村は一律
1.5%となっています。優待では直接利回りが0.5%のものがゴロゴロしています。一見逆鞘に見えますが、直接利回りですから年利に換算すると10%は余裕で超えます。ローン金利は変動ですが、優待取りは短期間の借り入れなので、リスクは少なそうです。
定期券等の売却には価格変動リスクもありますが、クオカードにはリスクがありません。うまく活用すれば、大手証券に恩を売りながら、レバレッジを効かした優待取りも期待できそうです。
調べてみると、借りたお金を使ってソーシャルレンディングに活用されている方もいるようです。リスクを考えると私にはちょっと無理そうです。
もしかしたら、TOBにも使えるかもしれません。